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ちょっとまてこれカテゴリネタでいいの?



 ひゅう、と冷たい風が音をたてた。
 季節は夏から秋に移り変わろうとしている。そのせいか日が落ちるのも早くなり、恨めしく思っていた太陽の光が素晴らしいものに思えてくる。
 買い物袋をぶら下げて歩くミント。その一歩先には爽楽が。スーパーで買った焼き芋を頬張りながら歩いている。
 太陽が傾き始め、もうすぐ暗くなるだろう。その前に帰って夕飯の支度をしなければ。
 そうは思ったものの、この時間が名残惜しくて「早く帰ろう」なんて言えなかった。
 ―何だか、弟と帰ってた頃を思い出すな。そんなことを考えてふっと笑ってしまう。目の前にいるのは、弟とは似ても似つかない人なのに。
「くしゅんっ」
 コートを着ているというのに、肌寒い。これだから冬は嫌なんだ。これから家を出るのが億劫になるなと思いながら背中を丸めた。
 ふと、一歩先に歩いていた爽楽が袋を持ち替えたと思うと、手を差し伸べてくる。顔は見えないしこちらの様子を伺う気もないらしい。歩きも止めることはない。
 袋を持とうと言うのだろうか。ミントは少し早歩きで爽楽の隣に並ぼうとする。
 「大丈夫、袋ぐらい持てるから」言葉が口から出るより先に、爽楽の手がミントの手に伸ばされた。驚いて顔を見ようにもぷいっとそっぽを向かれてしまう。
 手袋をしているが、焼き芋を持っていたからだろう、暖かな温もりが伝わってきた。
 寒いのも、悪くないかな。そう思いながら夕暮れの道を歩く。
 この特別な気持ちは、弟では抱けなかったあの感情。なのかもしれない。


頂いた絵をSSで・・・ジャンピング土下座。
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