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君が私を覚えててくれたら
また、君と出会える
そんな気がする
「薔薇・・・」
「ちょっと、なにもたもたしてんのよ!」
「おおう、すまんすまん」
「ガラスに映る自分の姿見て見とれてたんじゃないでしょうね」
「お主じゃあるまいし・・・」
「なんか言った?」
「別に、なんでもないぞ」
「二人とも、遅いです」
「おいてくぞ」
「待ってよ!もう、追い掛けられるのは私の立場じゃないのっ!」
「相変わらずじゃのう・・・」
―赤い薔薇の花の冠
記憶にはないけど、確か、誰かからもらったもの
誰からもらったか・・・全く思い出せない
だけど、大好きで、大切で
「ルウ!おいてくわよ!」
「わ、わかっとるよ!」
かけがえないのない物。だと思う
「王子」
「なんですか」
「・・・」
「ルウ?」
「王子は・・・いや、なんでもない」
「はあ・・・?」
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