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 12月25日。午後6時。
 窓の外を見ると木々はイルミネーションで飾られている。
 本当だったら今頃、あのイルミネーションの下にいたはずだ。それなのに。
 雨参は数回目のため息を吐いた。数も数える余裕もない。
 今日はクリスマス。フウカと出かけると約束をしたのだが、国語の教師二人の仕事を任されたのだ。
 一人はインフルエンザで倒れ、もう一人は別の仕事が入ったらしい。
 学校は明日から冬休み。冬休み中のプリント作成を全て任され今に至る。
 サボってしまいたいのは山々だが、そんなことをできる立場ではない。
 仕事をサボって生徒とデート、だなんてバレればクビだ。それは避けなければならない。
「・・・終わらない」
 もう何時間も休まずパソコンに打ち込み作業をしていた。肩が痛い、目も疲れる。フウカに会いたい。雨参は散々だった。
 今頃フウカは部屋で寝ているだろうか。泣いてやしないだろうか。もしかしたら家に帰ってしまったんじゃ。
 不安がぐるぐる頭を巡る。通りで作業が進まないわけだ。
「雨参」
 ぽん、と肩と叩いたのは歴史の教師、クーナだった。
 あまり人付き合いしない彼が話しかけてきたため、驚いてしまった。
「集中していたか、すまない」
「いや、全然」
 すっと手渡されたコーヒーを受け取る。猫舌なのですぐには飲めない。パソコンの隣に置いて手を動かす。
「今日は用事があったんじゃないのか?」
「あった。でもこの有様だからな」
 しょうがない、と呟きため息を漏らす。クーナは苦笑いをして画面を見た。
 几帳面なのか、文字のバランスをしっかり考え見やすいように形成されていた。
 パソコンの右にあるのはコーヒー、左には紙が置かれている。クーナはその紙を覗き見た。
「・・・?どうかしたか」
「これは?」
 紙には文字がずらりと並んでいた。改行もなく文字の変換もバラバラだ。
 雨参はこれを正しく綺麗に入力していたようだ。
「倒れたやつからファックスがきたんだ。これをプリントにしてくれ・・・ってな」
「・・・成るほど」
 漸く冷めたコーヒーに手を伸ばす。少し甘い。だが冷えた体には丁度いい暖かさだ。
「よし、これなら私もできる。雨参は帰ってやれ」
「・・・だが・・・」
「構うな。私は暇なんだ」
 鞄を押しやり背中を叩かれる。そのまま職員室から追い出されてしまった。
 確かに雨参でなくてもできる作業だ。だからといって関係のない彼を巻き込むわけには・・・。
 そう思いドアに手を伸ばしかけたが、ふと頭にフウカの顔が過ぎった。泣いていたらどうしよう。
「・・・悪い、助かる」
 そう言ってドアに軽く頭を下げ、急いで校舎を飛び出した。

 外は暗かった。しかしイルミネーションの光に満ちていた。雨参は走った。とにかくフウカに謝らなくては。
 午後6時に待ち合わせ。そう言って学校で別れたのを思い出す。時計を見るともう7時になろうとしていた。
 いてほしい、という気持ちと帰っていてほしいという気持ちが混ざる。会いたいが風邪をひかれては困る。
 待ち合わせのベンチに―フウカの姿はなかった。
 1時間も待っているわけがないだろう。そう自分に言い聞かせて笑う。もう家に帰っているのだろう。
「あれ、雨参さんー?」
 背後から聞こえた声に振り向くとそこには、着ぐるみがいた。
 トナカイの着ぐるみだ。風船を持っている。雨参はじっと着ぐるみの目を見た。
「こんなところでどうしたんですか?」
「・・・生徒待ち」
 それだけ言って鞄からマフラーを取り出した。首に巻くとふわふわとした感触がむずがゆい。
 着ぐるみはそのマフラーに触れた。広げて柄を見ているようだ。この光景は誰が見てもおかしいだろう。
「雨参さんご案内ー」
「・・・は?」
 マフラーから手を離したと思うと腕を捕まれ無理矢理引っ張られた。
 どこに連れていくんだと言う前に辿り着いた。そこはカフェだった。
「・・・一体どういう・・・」
「お待たせしました、お客様」
 着ぐるみがすっとどくと、そこにいたのはきょとんとした表情のフウカがいた。
 雨参は目を丸くして着ぐるみを見た。着ぐるみは表情一つ変えず(当たり前だが)、そのまま姿を消してしまった。
「うら!」
「フ、フウカ・・・?どうしてここに・・・?」
 テーブルにはお皿が一枚とジュースが置かれていた。
 フウカは喋れないし自ら人と接しようとしないのにどうして?雨参は頭を抱えた。
「・・・まぁ、いいか。フウカ、遅くなって悪かった。今からでもどこかに出かけるか?」
 フウカは返事の代わりに、雨参に飛びつきとびっきりの笑顔を見せた。
 カフェの外にはまだ着ぐるみの姿があった。
 じっと目で追うと着ぐるみがこちらを向いた。目が合った気がして、ぺこりと頭を下げた。
 着ぐるみも軽く頭を下げる。
 一体中身は誰だったのだろうか。フウカに聞いても無駄なことぐらいはわかっている。
 クリスマスはまだまだこれから、そう告げるかのように町中に鐘の音が鳴り響いた。
「メリークリスマス、ッスよ、雨参さんフウカさん」








クーナさんverも書きます。クラックverも書きたい。
雨風学パロでクリスマス!頭の中で選択肢が大量にうごめいてました(
フウカがいるのか帰ったのか実はいたのか・・・で、一番よくわからない道に進んでた(
後クラックはスグリと悩んだ!でも雨参君ともフウカとも関係なさすぎたので。クラックならフウカと一緒に住んでるしフウカ懐いてますし
家の選択肢だったら裏にいってたんですけどねー残念!(笑
まさに性夜すぎる・・・(
あー、明日篭李のクリスマスと、クラリフプロポーズSSをSNSに載せます。二世代設定とか裏設定載せてる方のSNSに
未来話は表に出せないよ!w
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無題
二人で仲良くイルミネーションを見て、
買い物したり美味しいもの食べたりして、
ちゅーして家帰ってアッーですねわかります^q^(待てや
クーナさん格好いい・・・!助演男優賞!
雨風は確かに親子に見えますよね(´∀`*)
当人たちはいちゃいちゃしてますけど////
学パロで先生×生徒って本当萌えると思います!
誰もいないうちにこっそりちゅーとかほんと・・・素敵・・・(鼻血
寝る前に幸せな気持ちになりましたv
ありがとうございました!ほくほく

性www夜www ←←←
真先 2009/12/12(Sat)23:33:46 編集
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