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ぎぃ、と扉が開く音がして、聞いていた音楽のボリュームを下げた。
ぽたりと滴る滴が床を塗らす。
「起きてたの?」
そう言ってタオルで髪を拭き、ベッドにどさりと座る。
俺は読んでいた本に栞を挟んで、机の上に置いた。
「当たり前じゃないですか」
そう言って俺はくすりと笑う。そしてタオルを奪って髪をごしごしと拭いてあげた。
痛いよ、と言われて少し優しくすると、腕を掴まれてびくりとした。
振り向いたクロエさんと目が合って、体温が上昇した気がした。
「スグリちゃんに優しくしなかった俺が言うセリフじゃなかったね」
そう言って俺の手の甲に口づけ。ちゅ、と音がして、手の感覚を失ったみたいだった。
俺はそっとクロエさんを抱きしめた。少しだけきつく、強く。
「いいんです、俺は、どんな形でもクロエさんといられれば」
それでいいんです。そう言うとクロエさんは少しだけ淋しそうな顔をした。
「もう寝ましょう」
話を反らすようにして、俺は布団にもぐりこんだ。
音楽を消して時計の音に耳を済ませる。カチカチ、という音が心地よい。
「スグリちゃん」
何ですか、そういう前にクロエさんの胸元に俺の顔が押し付けられた。
とくん、と心臓の音がして俺は顔をあげた。
「安心?」
悪戯っぽく笑うクロエさんにつられて、俺も笑う。
時計の音よりも大好きな音。
このままずっと聞いていられたらいいのに。
何年、何十年経っても、このままいられますように。
クロエ君誕生日おめでとう!クロスグフィーバー中でございます!
あんまりいちゃこらするようなカップルじゃない・・・んですけど、私の脳内では大体のカップルはいちゃついております。だっていちゃこら大好きなんだもの(
ちなみに、このちょっと前の話は裏に・・・これから書きます。クロスグ初かぁ・・・時系列的に初ではないけど書くのは初ですね。頑張ろう!
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