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 太陽は沈み、部屋はオレンジ色に染められた。
 丁度本を読み終えたグァバはテーブルのお茶を飲もうとコップを掴む。が、中身が空なことに気づき眉を潜めた。
 本といっても小説ではない、漫画だ。借りた漫画を熱心に読んでいるところである。
「お茶、いれてくるぜ?」
 ひょいとコップを奪ったのは灯灰、一緒になって漫画を読んでいたのだ。
 いいよ、と断る前に灯灰は部屋をでていってしまった。
 彼は普段おちゃらけていて真面目には見えないし抜けているといってもいいぐらいだ。
 だがその性格は作っていると聞いてグァバは驚いた。同じ境遇の恋人、彼は心を開いてくれていないのだろうか。と。
 灯灰本人は開いていないわけではないらしいがどうもそれが気にかかった。
「ただいま!」
 勢いよく扉を開きコップを渡す。片手に漫画、片手にコップという有りがちな光景。
 それが数分続き、再度漫画を読んでいた灯灰が顔をあげた。
「なー漫画飽きた」
「俺は読んでるんだよ、ほれ」
 コップを置いて手元に転がっていたボールを投げる。
 ゴムボールなので壁に当たっても傷がつかないし跳ね返ってくる。灯灰はそれをキャッチしてグァバが寝転んでいたベッドに乗りかかった。
「つまんねーからあそぼうぜー」
「今いいとこなんだよ・・・」
 灯灰がむっとしたのは見えたが漫画から視線は外さなかった。
 突然ページをめくる瞬間に漫画を奪われてしまった。
 起き上がろうとすると、灯灰が馬乗りになり腕を押さえ付けられた。
 始めて気がついた男女の差。あんなに修業して戦って鍛えて、強くなったと思っていたのにこうも簡単に押さえ付けられるなんて。
 漫画はテーブルの上に置かれた。グァバは灯灰から目が離せなかった。
「・・・灯、灰?」
 彼の瞳に映った自分の姿はオレンジ色に染まっていた。それは光のせいだっただろうか?
 近づいた顔に驚き目をぎゅっと閉じる。
 ちゅ、と音がして唇が触れた。優しく短い、軽いキス。でもそれだけではなかった。
 何度も唇が重なり段々と長くなり息も苦しくなる。
 呼吸ができない、そう思い口を開くとそこからぬるりとした感触が侵入してきた。
 これは一体なんだ、グァバの頭は混乱していた。目を開けるのが怖くて息苦しくて身体が熱くなる変な感覚。
 自分の胸に手が覆い被さってびくりと身体をはねらせた。片手は服の中へもぐりこみさらしに触れ、解こうとした。
「ッ・・・はぁ・・・やだ・・・っ・・・!」
 唇が離れると同時に、どんと灯灰の胸板を押して体を引きはがす。
 バランスを崩した灯灰は尻餅をついて、目を丸くした。そして少し哀しそうな表情を浮かべた。
「はぁっ・・・わ、悪い・・・」
「・・・いや・・・」
 沈黙が続く。オレンジだった部屋も薄暗くなっていた。
 それに気づいた灯灰は立ち上がり、漫画を拾いにこりと笑った。
「もう遅いし帰るな!ほら漫画、邪魔して悪かった・・・!」
 背を向けてドアを開ける。冷たい風がぴゅうと部屋に入り込んだ。
 気をつけろよ、と言い終わる前にドアが閉まった。赤い羽が見え、そのまま灯灰は飛んでいってしまった。
 あの笑みは、いつもの笑みじゃなかった。それぐらいグァバにもわかる。
 嫌われたとでも思われたのだろう。
 突然の口づけが怖くて突き放したものの、灯灰の温もりが恋しくなる。ドキドキは収まろうとはしない。
「・・・どうすれば、いいんだよ」
 お前はどうしてほしいんだ、何が欲しいんだ。その答えがわからなくて迷子になる。
 布団を被って落ちていたボールを拾いあげた。薄暗い部屋の中でそれはきらりと光りボールに落ちて消えた。






灯灰しね!嘘です罪なやつです灯灰チャンは
絵茶のネタを遅くなりましたが投下!灯灰だけに・・・なんちて・・・すいません
やっぱグァバちゃんは力強くても灯灰には敵わないんじゃないかなぁ、と思います。グァバちゃんはそれが羨ましいのかな
誰かを護るために強くなるんだ、って言ったらお前が護るもんもお前も護るから安心しろ!って笑顔で言ってくれると思う。
そんな彼は鬼畜攻め。激しくしますよ(なにがって・・・修業ですよ
フォローになってないですねこれすいません!でも次は進展を・・・!ww
(修業って修行?漢字とかなにそれしらない
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無題
さくらたんの言う通り、多分灯灰くんには力じゃ敵わないでしょうね・・・。
途中で手を止めた灯灰くんは男の子として一番素敵な一面を見せてくれました(´Δ`*)
愛ってやべぇぜ!とか思いながらウハウハですどうしましょう・・・
絵茶で話してたのの再現率があまりに高くて驚きました。願ったり叶ったりですw

妄想が捗って勢いで書いたしょーと×2すとおりぃですが、気が向いたらどうぞ。

~後日~
グァバはこたろの作った朝ごはんを食べ終え、いつものように部屋に帰った。
特にすることは無いけれど、いつもなら灯灰がこのくらいの時間に窓から入ってくる。
いつもなら・・・・。
思わず部屋のドアを開けてすぐに、窓に目をやる。
鍵も、サッシも、窓も、ましてやカーテンさえ開いていない、薄暗い部屋。
少なくとも2日に1回会っていたはずなのに、
急に空虚な5日間が続いて、グァバは自分なりに動揺していた。
けれど会いに行くのは恥ずかしくて、それと同時に不安もあって・・・
この空虚な時間が長引くほど、虚しさの濃度は上がるのに、それがわかった上で動き出せない。
・・・どうすれば・・・

みたいなこと考えていたならば私は幸せです←
☆でこぽん☆ 2010/01/19(Tue)04:53:22 編集
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