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また、タバコをくわえている。
あれは本物のタバコじゃないことはわかっているけれど・・・。
あのタバコは、自分で作り出したもので、見た目は本物そっくり。
だけど、中身は別物で、中毒性もなく、体に害はない。
彼はそう教えてくれたけど・・・。
「また、吸ってるんですか?」
私が見上げると、彼はぴくんと耳を揺らした。
「ああ」
それだけ言って、すたすたと大股で歩き、ソファにどさっと座った。
地下の研究室。薄暗いが実験台の上のライトが辺りを照らしている。
「やめないんですか?」
いつでもやめられる。以前そう言っていた。
彼はタバコの煙を吐いた。甘い匂いがした。
「やめねぇよ」
灰皿にとん、と吸い殻を置いた。煙は天井を伝い、消えていく。
私は彼がわからなかった。
彼は口が軽くて女性が好きで薬をつくって売っている。
けれど、どこまでが本当で、何が嘘なのかわからない。
彼は二本目のタバコをくわえた。火はついていない。
「これでもいいんだけどよ」
「・・・どういうこと?」
私は近寄りタバコをまじまじと見た。
それはさっきと同じもので、火をつければ煙が吐かれることになるだろう。
「大の大人が、ポッキーくわえて歩いてみろ。どう思われる?」
想像して、思わず噴き出しそうになった。
機嫌を悪くしたのか、彼は私をぎゅっと引き寄せ、タバコを置いて、私の唇に自分の唇を重ねた。
それは数秒だった。一瞬とはいえなかった。
「唇がさみしがり屋でね」
そういって笑みを浮かべる。
「なんかくわえてねぇと落ち着かないみてぇでな・・・ずっとキスしててくれるなら、タバコやめるぜ?」
私は首を横に振った。
彼はそうだろうな、と言って置いたタバコをくわえる。
「でも、キャンディの方がかわいらしいですよ」
「俺でもな、人目は気にするんだぜ」
そういう彼の唇と、タバコの煙は苺の味がした。
柳陽
柳はタバコがないとそわそわし始める
見た目的にあんまかわりませんけどね
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年上と普通に喋れる俺すげぇ(
「ティグ」
「んー?」
「ティグ」
「どしたの?」
「呼んでみただけ」
「紅詠」
「ティグ」
「紅詠」
「お腹すいた」
「僕はお腹すいた、って名前じゃないよ」
「知ってるよ」
「じゃぁ、なんか食べる?」
「うん、パフェがいいな、ティグの作ったパフェ」
「えー、僕は紅詠のパフェが食べたいな」
「一緒に作る?」
「賛成!材料あるかな・・・」
「・・・初めての共同作業、ってやつだね」
「ん?」
「なんでもないよ」
紅詠はティグの名前を呼ぶのが好きらしい
二人とも甘いもの好きです(紅詠はシュークリーム、ティグはパフェだけど!
「おはよっ!」
「おはよう。妃遥薇、痛いぞ」
「えへへ、相変わらず冷たいねっ」
「そうだな」
「あー気持ちいい!」
「ほれ」
「ひっ!やったなー!」
「背が足りてないぞ」
「それは言わない約束でしょ!」
「成長期がくるって言ってたのは、どこのどいつだ?」
「う、うるさーい!」
「妃遥薇は小さい方がいいと思うぞ」
「不便だもん」
「じゃあ、頑張れよ」
「うんー・・・」
「妃遥薇さん・・・すごいです・・・」
篭籠は妃遥薇相手だとすごい喋る
特別な関係なのである
